4. NISAやiDeCo(個人確定拠出年金)で購入できるもの
つみたて投資では、非課税メリットを最大限に活かしましょう。前述の通り、有価証券投資の非課税枠にはNISA(少額投資非課税制度)とiDeCo(個人確定拠出年金)とがあります。
NISAのなかでつみたて投資を行うのであれば「つみたてNISA」があります。これは年間40万円までの投資金額に対し運用収益が非課税ですが、時限制度であることには注意が必要です※。
※詳しくは金融庁のサイトで「つみたてNISA」のページをご参照ください。
一方、iDeCo(個人確定拠出年金)は、公的年金の補完制度としての位置付けとして厚生労働省が導入した制度です。公的年金の加入状況により条件が異なりますが、基本的に20歳以上の方はご自身で運用投資対象(投資信託または預金代替金融商品)を選び、それぞれの上限金額まで毎月掛け金を拠出(つみたて投資)することができます。
掛け金の拠出は60歳までで、確定拠出年金の引き出しは60歳以降となります。したがって、仮に20歳から加入すると、40年間積み立てられるわけですから、まさに時間を味方にすることができます。
おわりに
今ではモーニングスター社のように投資信託の検索エンジンを無料で提供してくれているサイトもあります。上記の条件を打ち込めば、読者の求める投資信託がすぐに検索できるでしょう。
さらに詳しくは筆者の著書『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』をご一読ください。つみたて投資がいかに効率的な資産形成方法かお分かりいただけると思います。
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