自分で作る年金「iDeCo」
公的年金だけに頼れないとなると、自分で資金を運用して老後に備える姿勢が求められます。そこで注目したいのがiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
iDeCoは、毎月お金を積立てて資産運用を行い、老後に年金として受け取れるというもの。原則60歳までは引き出せないという原則がありますが、これは他の用途で貯金を使うのを防ぎ老後資金を確保できるという点は大きなメリットといえます。加えて、以下のような税制上の優遇があります。
- 毎月の掛け金は全額所得控除の対象になる
- 運用益は非課税となる
- 年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金なら「退職所得控除」の対象になる
つまり、「老後の備え」だけでなく「節税」の効果も期待できるというわけです。公的年金以外の収入源を用意しておきたいと思ったら、iDeCoを始めるという選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
また、引き出し自由なNISA(少額投資非課税制度)も、ぜひ頭に入れておきたい税制優遇制度です。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。