吉野家が業績予想を上方修正も株価は下落。なぜ?

厳しい事業環境と今後の打開策・見どころは

Takamex/Shutterstock.com

牛丼でおなじみの吉野家ホールディングス。その知名度の高さもあって個人投資家の中でも人気な企業だ。吉野家は1月に今期の業績予想を上方修正したが、株価は下落。今回は吉野家の置かれた厳しい事業環境を解説したうえで、それに対する打開策や今後の見どころを紹介する。

業績予想を上方修正も株価は下落

吉野家は1月10日、2020年2月期3Q累計(3-11月)の決算を発表するとともに、通期の売上高予想を従来の2080億円から2150億円、営業利益予想を従来の10億円から36億円へと上方修正した。純利益は従来の1億円を据え置き。

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営業利益予想が引き上げられたことで一見するとポジティブに見える今回のリリースだが、株価はというとこれを受けて下落。1月10日終値の3025円に対し、織り込み後の14日終値は2736円と、10%の大幅下落となった。さらにその後も売りは継続し、2月中旬時点で株価は2500円前後で推移している。

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石津大希

データ重視の金融系ライター


慶応義塾大学商学部卒業。地方銀行、大手リースといった金融機関勤務などを経て2019年に独立。アナリスト業務などを通じてファンダメンタルズ分析の経験を積む。執筆する記事は、株式投資の分野を中心に、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく投資を身に付けられる内容を積極的に発信します。