できる人が できるときに できることを

「年収に関係なく、手が空いている人が家事・育児をすればよい」と考えれば差別意識は生まれません。夫婦がどちらも忙しいのなら、家事育児のアウトソーシングを積極的に利用することも検討してみましょう。

円満な夫婦関係を長く維持するには、お互いを尊重することや思いやりが不可欠です。年収の多い少ないで担当を決めるのではなく、「適材適所」で動けばよいのではないでしょうか。

そのためにも、パートナーとは日頃から育児・家事の困りごとについてオープンに相談しあえる関係でありたいものですね。

「できる人が、できるときに、できることを」――お互いにいたわりの気持ちを忘れず、仕事や子育てを乗り切りたいものです。

【参考】
第6回家庭動向調査」国立社会保障・人口問題研究所
無償労働の貨幣評価」内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部地域・特定勘定課
女性の活躍に関する意識調査2019」ソニー生命保険
家事活動等の評価及び関連翻訳の公表について(2019年6月17日 訂正)」経済社会総合研究所国民経済計算部

LIMO編集部