そして、「そんなふうに喜んでもらえて嬉しいです! 実は、すみっこぐらし、私が推して発注したので!」と、イキイキとした表情で話してくれたそうで、二言三言、言葉を交わしたのだとか。ただ、その後、外から新規のお客が入ってくると急に表情がこわばり、元の無表情な状態に戻ってしまったそうです。
A子は、「そのスタッフは初めての人が苦手なタイプだったのかも?と感じたとき、頑張ってほしいと思ったし、イラっとしているのを態度に出さなくてよかったと思ったよ」と言っていました。
クラクションを連打する年配男性が発した予想外の言葉
車で走行中、身に覚えもないのにクラクションを連打されると、恐怖感とともに少しイラっとしてしまうという人も多いのではないでしょうか? 筆者が経験したのは、クラクションを連打するドライバーに暴言を吐かれると思いきや、予想外のことを言われたケースです。
それは仕事中、路肩に止めてあった車に乗り込んだ次の瞬間。信号待ちで止まっていた隣の車が、こちらを見ながらクラクションを連打してきました。周囲には自分とクラクションを鳴らしているその車だけ。しかも、相手の年配男性は不機嫌そうな表情でこちらを見つめています。
おそるおそる窓ガラスを開けて「…はい?」と言うと、年配男性は、「スカート、挟んでるよ!」と言い、信号が青になったタイミングで走り去っていきました。
その日は、履き慣れていないロングのふわっとしたスカートだったため、裾をドアに挟んでいたのです。冷静になってみると、年配男性が不機嫌そうな表情をしていたのは、逆光で眩しかったからだということにも気づきました。そう、クラクションを連打した年配男性は、筆者への思いやりでスカートのことを教えてくれたのでした。
ただし、最近ではあおり運転が問題視されています。安全のためにも二次被害を防ぐためにも、クラクションを鳴らされても安易に窓ガラスやドアロックを開けないよう注意が必要です。