ここで、キャッシュレス決済から現金主義に戻ってみると家計管理もしやすくなります。例えば、給与の後、生活費をまとめて引き出して、1カ月分の「食費」や「日用雑貨費」「集金分」などをそれぞれ封筒で管理します。クレジットカードでの支払いは「家賃」「保険料」「通信費」「ガソリン代」など、できるだけ固定的な支出の支払いに限定してみるのです。

すると「現金=生活費」「クレジットカード=固定費」と分けることができるため、格段に管理をしやすくなります。

生活用品等を通販で購入している場合は、生活費の中から「Amazonギフトカード」などを店頭で購入して支払う方法もあります。ちょっと手間のかかる方法ですが、家計管理が軌道に乗るまでは地道に管理していきましょう。取り掛かってみると、面白いように家計のことが分かるようになります。収入の水準に見合う生活を取り戻すために、継続できる方法を続けていきましょう。

まとめ

現代では、クレジットカードは現金と並んで主要な決済手段であり、キャッシュレス推進の流れがこのまま加速していけば、クレジットカードで決済する機会はますます増えていくことになるでしょう。だからこそ、まずはしっかり収支を管理することが大切です。クレジットカードを上手に使いこなせる、賢い消費者を目指していきましょう。

LIMO編集部