「本日ポイント還元率2倍!」と聞くと、「じゃあ今日はたっぷり買い物をしなくては損」と考えてしまったり、「ポイントが付くから、あと〇円買おう」と考えてしまったり。
ポイント欲しさに不必要な買い物をしていませんか。また、「クレジットカードで払えばいいや」という思考回路になっていませんか。ちょっと考え直してみましょう。
[3] 必要以上に多数のカードを所有すると総利用額が把握しにくい
用途によって使い分けるために、クレジットカードを複数枚持っている人もいるでしょう。使い分けのために必要なのかもしれませんが、枚数が多くなれば当然、利用明細もそれぞれ別になります。
1枚のカードの請求書で「8万円」と届くと、「今月は使いすぎたかな…」と反省できますが、4枚のカードでそれぞれ「2万円」の明細が届いた場合はなんとなく大丈夫な気がするものです。
カードの引き落としも別日の場合、クレジットカード全体としていくら決済したのかが分かりにくくなってしまいます。クレジットカードを複数枚利用している場合は利用明細をしっかり確認して、全体の決済金額を把握するよう心がけましょう。
クレジットカードとの共存方法 あえて「現金主義」という手段も
頑張って働いて収入もあるのに、カードの返済で毎月苦しいという場合は、意識しないうちに毎月、「使途不明金」が出ている可能性があります。
「なにに使ったかな」と思いつつ、お財布の中身が無いのでATMへ。時にはクレジットカードで支払いを済ませる。このまま使途不明を繰り返していると、支出を全く把握できなくなります。