何にお金をかけていたのかと言えば、「アイドル」でした。全国のライブツアーがあって、遠方のコンサートにも参加しているそうです。「場所が違うとちょっとMCが変わったりするんです!」と興奮して教えてくれました。その交通費・宿泊費もかさみます。

さらに、追っかけ仲間が課金を加速させるようです。オフ会で同じファン同士で語り合い、誰かがCDを50枚買えば自分も負けじと買うようなのです。ファン同士で無意識に競うようになってしまうそうです。

矢野経済研究所が1万408人を対象に行った『「オタク」に関する消費者アンケート調査
(2018年調査、対象:日本国内在住の15~69歳までの男女1万408人、方法:インターネット調査)によると、1人当り年間消費金額がもっとも多いオタクは「アイドルオタク」で、平均金額は10万3,543円でした。
彼女は今一人暮らしもして、彼氏もできました。

「たくさん課金していた昔の友達が、アイドルから顔を覚えてもらったとかはしゃいでいるのを聞いて、今は心底アホだなと思います」
と今はバランスよくアイドルも応援しつつ自分の人生も充実させています。

「実家暮らしの女子会好き」は要注意

何かわかりやすい趣味があるわけじゃなく、何にお金を使っているか分からないのに貯まらないという女性も多い

ずっと実家暮らしで「同級生と集まって食事をするのが」という女性は、「大したところに行っているわけじゃない」というのですが、女子会のたび1万円近く使っておりました。