資産運用は手軽で身近な存在になってきています。株式や債券、国債や社債、FXや仮想通貨など、幅広い金融商品があり、巨額の資産を有する人は必ずと言っていいほど資産運用を行っています。
しかし一般の人がボーナスなどを元手に株式投資を始めてみると、「こんなはずではなかった」という状況に陥ることがあります。投資の失敗エピソードや、手堅く投資する方法について改めて考えてみましょう。
[1]株主優待を目当てに投資をしたが、株価が大きく低下した
株主優待のある株を選んで購入している方もいるでしょう。株主優待には、各社、非常に魅力的な商品やサービスが取り揃っています。その企業の優待サービスを気に入っているから、株価の変動にかかわらず長期で保有したい、という方もいるはずです。
その一方で、株主優待で〇〇が付いてくるから株を買った、という方もいます。その場合は、優待と株価のバランスをよく検討しておくべきでしょう。優待サービスを得たいために高めの株価でも購入してしまうと、メリット分が帳消しになってしまうくらいの売買をしてしまうこともあります。
[2]目論見が外れ「信用取引」で大きく損をした
投資の中でも信用取引が気になる方もいるのではないでしょうか。「信用取引」とは、自分の資金を担保(委託保証金)にして、元手以上の取引を行う投資方法です。