とはいえ、家族だけでの対応には限界があります。できるだけスムーズに引きこもり問題を解決するには、第三者の協力が必要不可欠でしょう。
たとえば、厚生労働省が手掛ける「地域若者サポートステーション」(サポステ)を利用するのもいいですね。ここでは、人とのかかわり方や働き方に関する支援を行なっています。コミュニケーション講座や職業体験をはじめ、ビジネスマナー講座、就活セミナー、パソコン講座など、その内容は多岐にわたります。
これ以外にも、ハローワークが行っている就労支援や、引きこもりの支援を専門とした民間団体、大人のひきこもり問題を支援するNPO法人も多く存在しています。なかには、外出が難しい人のため、家のなかでサポートを受けられる団体もありますよ。家族だけでひきこもり問題を抱えるのではなく、積極的に第三者の力を借りてみましょう。
まとめ
就活やパワハラ、病気など、さまざまな原因で引きこもる大人たち。彼らの生活を支えている親の負担は計り知れません。
いつまで子育てが続くんだろう…と不安を抱えている方は、支援団体に一度相談してみるのもいいでしょう。専門的なサポートを受けることで、解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。
LIMO編集部