・「45歳の息子は、就職活動がうまくいきませんでした。仕方なくフリーターとして働いたものの、プライドが邪魔をして辞めてしまったようです。それからというもの、仕事はせず、私にお小遣いをもらうようになりました。私はもうすぐ年金暮らしだし、そろそろ自立してほしいのですが…なかなか難しいようです」
・「息子は新卒で入社した会社でパワハラに遭い、2年目で退職してしまいました。精神的なダメージが大きかったようで、その後は家から一歩も出ようとしません。今年で40歳になるのですが、毎日部屋でネットばかりしているようです」
・「娘が20代のころ、病院で『パニック障害』だと診断されました。思うように仕事をすることができず、だんだん休みがちに。自主退職をして以来、ずっと家族以外と関わろうとしていません。症状は治まってきているのですが、社会に戻るには時間がかかりそうです」
ひきこもり問題を解決へ導くには?
一度社会から離れてしまうと、元に戻るハードルが一気に高くなってしまいます。だからこそ、ひきこもりの長期化を防ぐことが大切です。