2019年3月に内閣府が発表した「生活状況に関する調査」によると、ひきこもりとは以下のような状態に当てはまる方になります。

・趣味の用事のときだけ外出する…推定24万8000人
・近所のコンビニなどに出かける…推定27万4000人
・自室からは出るが家からは出ない、または自室からほとんど出ない…推計9万1000人

※上記に当てはまる方で、その状態が6カ月以上続いている者のことを指します。しかし病気である場合や、妊娠、育児、介護、専業主婦・主夫などで6カ月以内に家族以外の人と会話した人を除外。また在宅ワーカーや自営業なども除きます。

なお、こちらは40~64歳のみを対象にした数字です。こう見ると、8050問題に直面している人の多さが感じられますね。

ひきこもりの原因はさまざま

ひきこもり生活を続けている人は、なぜ社会との関わりを断ち切ってしまったのでしょうか。その理由を探ると、人生におけるさまざまな壁が見えてきました。