「老後2000万」金融庁レポート、60歳前・現役世代に必要な老後リスク回避法
退職金、厚生年金・国民年金、居住用不動産がカギ
Lukas Budinsky/Shutterstock.com
2020年がスタートした。2020年は東京オリンピックも開催され、夢と希望に満ちた年でありたいと誰もが願っていることであろう。しかし、年始早々リアルな話で恐縮だが、日本の少子高齢化は待ったなしである。それ伴う年金問題、働き方改革など、課題は山積みであることには変わりがない。
もうすでに昨年となるが、2019年に大きな話題となった金融庁の老後に2000万円の資金が必要になる可能性があると指摘したレポート。2019年6月の同レポートは正式には、金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(以下、金融庁レポート)である。様々なメディアでも報道され、「老後2000万円問題」としてご記憶にある方も多いのではないだろうか。
手触り感のない金融庁レポート、その理由とは
しかし、その金融庁レポートを見ていくと、老後資金問題の「概論」としては興味深いレポートとなっているが、同レポートを自分事として読んでみると実感がないという方も多かったのではないだろうか。それはなぜだろうか。
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実は、金融庁レポートを自分事として当てはめようとすると、いくつかの重要なポイントが軽く流されていることに問題がある。それは一体どのような要素であろうか。
先に答えを言っておくと、以下の通りである。
著者
私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか・日本生命保険相互会社出身の村岸理美などを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
【主な執筆分野】
公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
執筆・編集した記事は、累計で1億PVを超える実績があり、Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。老後の生活設計、年金制度の最新動向、ライフイベントに備えた資産形成などに強みをもつ。
メンバー全員が【1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)】【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)】【CFP®資格】【一種外務員資格(証券外務員一種)】などの専門資格を保有し、実務から得た知識をもとに、複雑なお金の問題を「わかりやすく、正確に」伝えることに注力している。
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