大人になってからひきこもりとなった人々の中には「思っていた会社と違った」ことにより会社を辞め、その後次の仕事に就くことができずやむを得ず自宅にひきこもりだしてしまった人もいるようです。期待に胸を膨らませて社会に飛び出していく学生たちが、会社に失望し働く気力を失わないために、就職前にできることはあるのでしょうか。
・人生で大切なものを確認しておく:会社に入って絶望する理由は人それぞれです。やりがいがない、休みが取れない、給与が少ない、尊敬できる上司がいないなど。キャリアアップのための転職と違い、こういったネガティブな理由で会社を辞めるのはもったいないことです。
就職活動中はどうしても早く就職を決めて落ち着きたい気持ちになりますが、会社に入ってから失望しないためにも、焦らず落ち着いて行いましょう。学生時代にインターンに訪れてみたり、気になる会社の情報収集を入念に行うなど、自分の大切なものを失わない職場かどうかを今一度チェックしてみてはどうでしょうか。
・その会社だけを見るのではなく業界全体をチェック:「入りたい企業」を早くから絞ってしまうと、その会社だけにとらわれてしまい冷静な判断ができなくなる場合があります。そこでしかできないと思っていることも、角度を変えてみると違う会社の方がやりたいことができたり、自分の生活にマッチしているなんて場合も。
5年後、10年後になりたい自分を思い浮かべ、自分がストレスを感じずにいられる職場とは何か、ぜひ思い描いてみてください。