国民健康保険の仕組みに関する詳しい解説は、下記の記事より一部を引用・参照しています。

国民健康保険とは?わかりやすく解説。令和6〜11年度は都道府県内で保険料水準を「統一化」する加速期間だという見落とされがちな最新動向まで、厚生労働省の資料から編集部が整理
国民健康保険とは?わかりやすく解説。令和6〜11年度は都道府県内で保険料水準を「統一化」する加速期間だという見落とされがちな最新動向まで、厚生労働省の資料から編集部が整理

3. いま進んでいる「保険料水準の統一化」

保険料の決まり方には、大きな制度変更が進行中です。LIMOの記事「国民健康保険とは?わかりやすく解説。令和6〜11年度は都道府県内で保険料水準を「統一化」する加速期間だという見落とされがちな最新動向まで、厚生労働省の資料から編集部が整理」から要点を引用します。

厚生労働省保険局国民健康保険課「保険料水準統一加速化プラン(第2版)」(令和6年6月26日)によると、現行の国保運営方針期間(令和6年度から令和11年度まで)は、保険料水準の統一に向けた取り組みを加速化させる期間と位置づけられています。各都道府県は、都道府県内で同じ所得水準・同じ世帯構成であれば同じ保険料となるよう、各市町村との間で議論を深め、統一に向けた取り組みを進める方針です。

出所:国民健康保険とは?わかりやすく解説。令和6〜11年度は都道府県内で保険料水準を「統一化」する加速期間だという見落とされがちな最新動向まで、厚生労働省の資料から編集部が整理

統一が完全に進んだ都道府県では、市町村をまたいで引っ越しても保険料の計算方法が変わらなくなります。現時点では都道府県ごとに進み具合が違うため、全国一律になっているわけではありません。

4. 保険料が払えないときの相談先

上限が113万円と聞くと高く感じますが、そこに達するのは所得が相当に高い世帯です。多くの人にとって問題になるのは、むしろ払えなくなったときの対応でしょう。

災害などの特別な事情がないまま1年以上滞納すると、被保険者証の代わりに被保険者資格証明書が交付されることがあります。この場合、医療費をいったん全額自己負担し、あとから特別療養費として請求する形になります。

滞納が長期化する前に、市町村の窓口へ相談してください。分割納付など、状況に応じた対応を検討してもらえる場合があります。

5. まとめにかえて

国民健康保険料は、所得割・資産割・被保険者均等割・世帯別平等割という最大4つの要素の組み合わせで決まります。どの方式を採るかは市町村ごとに異なります。

区分は令和8年度から4つになり、賦課限度額は医療分67万円・後期高齢者支援金分26万円・介護納付金分17万円・子ども・子育て支援納付金分3万円で、合計113万円です。

自分の自治体がどの方式を採用しているかは、市町村の国民健康保険担当窓口で確認できます。退職や独立で初めて加入するときは、手続きの場で計算方法を聞いておくと安心です。

参考資料

LIMO編集部社会保障解説班