2. 移動平均線のデッドクロスが形成される

日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。4月上旬に25日移動平均線、75日移動平均線を突破するとその後は力強く上昇していました。6月22日には一時7万2831円と最高値を更新しました。ただし、その後は軟調で、7月下旬には75日線も割り込みました。ただ、心理的節目となる6万円付近で下げ止まると8月14日には一時、6万9608円と、心理的節目となる7万円をうかがうところまで回復しましたが、その後は陰線が続き、再度75日線、25日線を割り込んでしまいました。

現状は、75日線、25日線で上値を押さえられているような形になっています。注意すべきは昨今の動きにより、25日線が75日線を上から下に抜けるデッドクロスが形成されたことです。まだもみ合いの様子を見せていますが、今後、25日線が75日線から下放れしていくようだと下降トレンドが意識されるようになります。まずは今週、両移動平均線を回復できるかどうかに注目です。

直近3ヶ月の日経平均のローソクチャート2/2

直近3ヶ月のローソクチャート

出所:LIMO編集部作成

参考資料

下原 一晃