海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、インドで動物保護活動を行う団体「TOLFA(Tolfa Animal Hospital)」が運営するInstagramアカウント「@tolfaindia」の投稿。

交通事故に遭い、片目とせなかに深いケガを負った保護犬「ウノ」が、懸命な治療とリハビリの末に回復し、もともと暮らしていた地域へと戻っていくまでの様子がつづられています。

執筆時点で1572回再生、約138件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOアニマル・ストーリー部
今回ご紹介するのは、交通事故によって片目とせなかに深いケガを負いながらも、懸命な治療とリハビリを経て回復した保護犬「ウノ」の物語です。傷ついた目は手術で摘出することになったものの、ウノはその後着実に体力を取り戻し、避妊手術やワクチン接種を終えて、もともと暮らしていた地域へと帰っていきました。片目を失ってもなお、ご飯を楽しみ、あたりを探索する元気な姿を見せるウノからは、動物たちが秘めている驚くべき回復力と生きる力を感じることができます。

1. 【交通事故で重傷を負っていた犬】保護犬ウノに起きた出来事

保護された当時の様子1/5

保護された当時の様子

出所:@tolfaindia

投稿によると、保護犬の「ウノ」は交通事故に遭い、片目に深刻な損傷を、せなかにもケガを負ってしまったといいます。

TOLFAのスタッフたちは懸命な治療にあたりましたが、残念ながら傷ついた目を残すことはできず、最終的に手術で摘出することになりました。

それでも、時間をかけたケアと根気強いリハビリの末、ウノは少しずつ体力を取り戻し、再び強くなっていったそうです。

2. 【片目を失っても笑顔を取り戻した犬】保護犬ウノが見せてくれた回復への道のり

回復した現在の姿2/5

回復した現在の姿

出所:@tolfaindia

その後ウノは避妊手術と狂犬病ワクチンの接種を受け、もともと暮らしていたなじみのある地域へと戻されました。現在は専属のケアギバーに見守られながら暮らしているそうです。

投稿では「今のウノは、以前と変わらない気持ちでご飯を楽しみ、あたりを探索しながら暮らしている。片目を失っても、その喜びと強さは何も変わっていない」と紹介されており、たくましく生きるウノの姿が多くの人の心を打ちました。

コメント欄では

  • 「もっと力を持ってください。彼女に第二の人生を与えてくれてありがとう」
  • 「みなさんとパシュパティナート神に感謝します。人はどうしてこんなに不注意で残酷になれるのでしょうか」

など、ウノの回復を喜び、事故の理不尽さを憂う声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 編集部からの一言コメント

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今回、ウノの投稿を取材する中で印象に残ったのは、事故によって片目を失うという大きなハンディを負いながらも、まったく物怖じせずに毎日を楽しんでいるように見えるウノの姿でした。動物は人間以上に「今」を生きる力に長けているのかもしれないと、あらためて感じさせられます。また、ウノがもともと暮らしていた地域に戻り、専属のケアギバーに見守られながら暮らしているというエピソードからは、保護活動が「保護して終わり」ではなく、その後の生活まで責任を持って支える取り組みであることが伝わってきます。日本でも、保護犬や保護猫を迎える際には、引き取って終わりにせず、その子の性格や健康状態に合わせて長く寄り添っていく心構えが大切です。片目を失ってもなお笑顔で生きるウノの姿から、読者のみなさんにも「小さなハンディがあっても、幸せに生きる道はきっとある」というメッセージを持ち帰っていただけたら嬉しく思います。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

            令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%    

2025年の希望入手方法は、無償譲渡が猫76.9%・犬53.6%。有償入手した場合の平均価格は犬21万6000円、猫17万5000円でした。

5.2 獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」

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【獣医師・動物看護師の平均年収】獣医師は680万円、動物看護師は351万円。過半数が給料に不満を抱く現場ですが、「愛玩動物看護師」の国家資格化に伴い、専門性の向上と今後の待遇改善に注目が集まります。

5.3 「前脚を1本失った犬」残された前脚まで負傷…治療を受けて懸命に生きる姿に応援の声

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は「@pawsitivesanctuary」さんがInstagramに投稿した「前脚に大けがを負った犬の保護」をご紹介します。

参考資料