海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、海外で動物保護活動を行っている「Give Me A Paw」のInstagramアカウント「@givemeapaw」の投稿。
今回は、銃で撃たれ、瀕死の状態で保護された犬が、懸命な治療を受け、数か月後に元気を取り戻すまでの様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で約1430件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【銃で撃たれ命の危機にあった犬】懸命な治療により無事に回復
海外のSNSで、銃で撃たれ、命の危機に瀕した状態で保護された犬「アルフレッド」が、数か月の治療を経て元気を取り戻した様子が紹介されています。
アルフレッドは発見された当時、銃で撃たれていたうえ、ひどく痩せ細り、全身にはノミやマダニが寄生していました。さらに臓器も機能不全を起こしかねないほど、深刻な状態だったそうです。
保護団体のもとへやってきたときには息も絶え絶えでしたが、懸命な治療と献身的な世話を受け、見違えるほどに元気になりました。現在は無事に回復し、新しい家族との出会いを待っているそうです。
ネット上では、アルフレッドの回復を喜ぶ声が寄せられたほか、懸命に治療と世話を続けた保護団体に対しての感謝や称賛の声が多く寄せられています。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
犬の栄養不足が長期間続くと、体重や筋肉量が減少するだけでなく、体力や免疫力の低下など、全身の健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。特に、目に見えて痩せ細っている場合は、体の中でも大きな負担がかかっていることが考えられるため、早めに適切なケアを受けることが大切です。
また、ひどく痩せた犬を保護した際、「お腹いっぱい食べさせてあげたい」と思うかもしれません。しかし、長期間十分な食事をとれていなかった犬に、自己判断で急に大量の食事を与えると、体に負担をかけてしまうことがあります。まずは動物病院を受診し、健康状態や脱水の有無などを確認したうえで、獣医師の指示に従って食事内容や量、回数を調整していきましょう。
今回のアルフレッドも保護当時はひどく痩せ細り、命が危ぶまれる状態でしたが、スタッフさん達の懸命な治療とお世話によって見違えるほど回復しました。これからは十分な食事と愛情に包まれ、安心して暮らせる家族と出会えることを願っています。
2. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳」、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @givemeapaw
小泉 柚乃

