海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、海外で動物保護活動を行っている「Give Me A Paw」のInstagramアカウント「@givemeapaw」の投稿。
今回は、戦争によって家に取り残された犬が保護され、数か月間の保護施設での生活を経て、飼い主と再会し自宅へ帰るまでの様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で約2860件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護師の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
その後、保護団体によって無事に救出され、数か月間を保護施設で過ごすことに。そしてついに、待ち続けていた飼い主との再会が実現し、自宅へ帰ることができました。
この記事では、戦争によって飼い主と離れ離れになったボイカが、数か月ぶりに飼い主と再会を果たすまでの様子をご紹介します。
1. 【1匹で家に取り残されていた犬】無事に飼い主と再会し、自宅へ帰ることに
海外のSNSで、戦争によって家に取り残された犬「ボイカ」が保護され、数か月ぶりに飼い主との再会を果たした様子が紹介されています。
ボイカは、レバノン南部でも特に激しい攻撃を受けた地域の家に、たった1匹で取り残されていました。
飼い主は戦争が始まる前から国外に滞在しており、代わりにボイカのお世話を任されていた人も避難。そのため、ボイカだけが家に取り残されてしまい、保護団体がボイカを無事に救出しました。
その後は保護施設で安全に暮らしながら、家へ帰れる日を待つことに。
保護から数か月後、ついに飼い主との再会が実現し、長い間離れ離れになっていたボイカは、無事に自宅へ帰ることができたそうです。
ネット上では、ボイカが無事に保護され、数か月ぶりに飼い主と再会できたことを喜ぶ声や、危険な地域から救出してお世話を続けた保護団体への感謝が寄せられました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
2. 【筆者のコメント】
ボイカは戦争で飼い主と離れ離れになりましたが、日本でも地震や豪雨などの災害が発生した際、ペットと一緒に避難しなければならない状況になることがあります。
環境省では、災害時に飼い主がペットとともに安全な場所まで避難する「同行避難」を基本としていますが、避難所によってはペットと同じスペースで生活できるとは限らないため、事前に地域の避難所の受け入れ体制を確認しておくことが大切です。
今回のボイカは、戦争によって家に取り残されてしまいましたが、保護団体に救出され、数か月後に飼い主と再会することができました。
日本でも災害はいつ起こるか分からないので、大切なペットと離れ離れにならないためにも、日頃から「一緒に避難する」ことを想定して備えておきたいですね。
3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護師の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @givemeapaw
小泉 柚乃

