【所得控除と税額控除】同じ10万円でも軽くなる税額が違う?税率5%なら5000円、税額控除なら10万円を差し引ける。給付だけは納める税がなくても届く 2026.09.12 07:51 公開 執筆者中本 智恵 「控除」という言葉は、年末調整でも確定申告でも目にします。ただ、それが税金のどこを減らしているのかまでは意識しにくいものです。所得控除は課税される所得金額を減らし、税額控除は計算した所得税額から直接差し引きます。同じ10万円でも、前者は税率によって軽くなる額が変わり、後者は誰でも10万円です。この記事では、所得控除・税額控除・給付の3つが何をどう減らすのかを、国税庁の資料にそって確認していきます。 この記事のポイント 所得控除が10万円増えても、軽くなる所得税は10万円ではない。いくらになるかは、その人の税率によって変わる 税額控除なら、税率にかかわらず控除額がそのまま効く。ただし、この仕組みが届かない人がいる 所得税の税率は7段階に分かれている。同じ控除でも、どの段に立っているかで手元に残る額は変わる 記事の続きを読む 1/2 出所:国税庁「所得控除のあらまし」「税額控除」を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この図の中身を確認します。所得控除は課税される所得金額を減らし、税額控除は計算した所得税額から直接差し引きます。同じ10万円でも、所得控除なら税率5%の人で5000円、45%の人で4万5000円と効き方が変わり、税額控除なら誰でも10万円です。所得税の速算表を使いながら、順にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 年金生活者支援給付金を受け取っているのは781万9978件で、月額の総額は338億5700万円です。よく知られているのは老齢年金生活者支援給付金ですが、実際には4種類あり、平均給付金額もそれぞれ違います。老齢は月4146円で、令和8年度の基準額である月5620円を下回っています。4種類の件数と平均額、そして老齢の給付額がどう計算されるのかまで解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #給付付き税額控除 #所得控除 #税額控除