海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護活動を行う団体「Compassion Without Borders」のInstagramアカウント「@compassionwithoutborders」の投稿。

疥癬に覆われ、飢えた状態で車の下に隠れていた犬・ルチータを保護し、根気強いケアの末に信頼関係を築いていく様子がつづられています。

執筆時点で2290回再生、約271件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちを家族に迎える際に知っておきたい、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOどうぶつ部
疥癬に覆われ、飢えて車の下に隠れていたルチータ。出会った当初はご飯にすら口をつけなかったという彼女が、スタッフの根気強いケアと愛情によって少しずつ心を開いていく様子には、思わず胸が熱くなります。数週間後の映像では、獣医師の診察を受け入れられるまでに落ち着きを取り戻し、保護施設のスタッフに顔を撫でられて嬉しそうな表情を見せるまでに回復しました。「愛情の力」を実感させてくれる投稿として、SNS上で多くの共感を集めています。

1. 【疥癬に覆われ車の下に隠れていた犬】ご飯にすら口をつけなかった保護当初

保護された当時の様子1/5

保護された当時の様子

出所:@compassionwithoutborders

アメリカを拠点に動物保護活動を行う団体「Compassion Without Borders」が出会った当時、犬のルチータは疥癬にひどく覆われ、痩せ細った状態で車の下に身を隠していたといいます。

スタッフが置いていった食べ物にも口をつけようとせず、心を閉ざしてしまっていたルチータ。それでもスタッフは根気強く寄り添い続け、少しずつ彼女の信頼を得ていきました。

その後の診察の様子では、まだ毛がまだらな状態ながらも、スタッフに身を委ねる姿が見られるようになっています。

2. 【保護から数週間】愛情深い性格を取り戻したルチータの今

回復した現在の姿2/5

回復した現在の姿

出所:@compassionwithoutborders

保護から数週間が経過したルチータは、保護施設のスタッフに顔を撫でられ、嬉しそうな表情を見せるまでに回復しました。

投稿では「彼女はとても愛情深い犬で、出会う人みんなに挨拶をしたがります。とても優しく、幸せそうな性格には本当に心を動かされます」とつづられており、愛情の力による変化の大きさがうかがえます。

投稿の最後には「車の下に隠れていたこの子が、これほど早く人を信頼できる幸せな犬へと成長したなんて信じられません。少しの愛情と思いやりが、大きな力になるのです。だからこそ私たちは決して希望を捨てません。愛が命を救うのです」ともつづられており、団体の保護活動にかける思いがうかがえます。

コメント欄では

  • 「本当に素晴らしいです、彼女もとても幸せそうで生き生きしていますね」
  • 「しっかりとしたケアと愛情で今の姿になったなんて信じられません、大切な命のために尽力してくれてありがとう」

など、団体の活動を称賛する声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMOどうぶつ部
今回ご紹介したルチータの投稿では、「車の下に隠れて動けなくなっていた犬が、根気強いケアの末に人を信頼できるようになる」という変化はもちろん、投稿の締めくくりに書かれていた「少しの愛情と思いやりが、大きな力になる。だからこそ私たちは決して希望を捨てない」という言葉に、特に胸を打たれました。海外の保護団体の投稿を日々チェックしていると、発見時の状態がひどいほど、その後の回復の様子とのギャップに驚かされることが多くあります。ルチータのように、心を閉ざしてしまった動物が再び愛情を受け入れられるようになるまでには、想像以上の時間と根気が必要なのだと感じます。もし保護犬・保護猫を家族に迎えることを考えている方がいれば、こうした投稿をきっかけに、地域の保護団体やシェルターの情報を調べてみることをおすすめします。すぐに元気を取り戻す子ばかりではありませんが、その分、少しずつ心を開いていく過程に立ち会えることも、保護動物と暮らす大きな魅力のひとつだと思います。今回のルチータのケースのように、根気強いケアを続けてくれる保護団体の存在があってこそ、多くの命が救われているのだということも、忘れずにお伝えしたいポイントです。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料

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