3. 見落としやすい「デジタル遺産」はどうする?
近年、以下のような「目に見えない財産」を持つ方が増えています。
- ネット銀行の口座(紙の通帳は発行されない)
- PayPayなどのスマホ決済サービスの残高
- 仮想通貨(暗号資産)
- ペーパーレス化された株式・証券口座
物理的な手がかりがないため、ご遺族が存在に気づかないまま放置されてしまう危険性があります。
取引の有無さえわからない場合の調査先は、以下の通りです。
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ネット銀行:思い当たる銀行に照会する(死亡事実と相続人であることがわかる書類が必要)。口座が判明すれば、所定の手続きで相続できます
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スマホ決済サービス:故人のスマホが開けない場合は特定が難しくなります。残高を相続できるかどうかはサービスにより異なるため、思い当たるサービスに個別に問い合わせましょう
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仮想通貨(暗号資産):思い当たる取引所に照会する(ネット銀行と同様の書類が必要)。口座が特定できれば所定の手続きで相続可能です
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株式・証券口座:証券会社が特定できない場合は、証券保管振替機構(ほふり)に必要書類を提出し、口座開設先を照会します(有料)。判明した証券会社や信託銀行で相続手続きを進めます
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】