4. 自分の年金見込額を確かめる方法は?
自分が将来受け取れる年金額は、ねんきん定期便やねんきんネットで確かめられます。
ねんきん定期便は、自分の誕生月に届く通知書です。年金額のほか、納めた保険料や年金の加入状況を確認できます。なお、年齢によって記載される年金額が異なります。
- 50歳未満:これまでの加入実績に応じた年金額
- 50歳以上:老齢年金の種類と見込額
50歳未満の人が確認できる年金額は、あくまでこれまでの年金加入実績に応じた金額です。今後納める保険料や将来の厚生年金保険の加入期間などは反映されません。より詳細な受給見込額がわかるのは、50歳になってからです。
将来の見込額を詳しく知りたい場合は、条件を設定してシミュレーションができる「ねんきんネット」を活用しましょう。ねんきんネットであればスマートフォンやパソコンから原則24時間いつでも利用できるため、年金について気になったときに確認しやすいです。
マイナポータルと連携させておけば、ログインの手間も減らせます。年に一度でも見込額をチェックする習慣をつけておくと、老後資金の計画が立てやすくなります。
また、自営業など国民年金のみの方は、月400円の付加保険料を納めることで将来の年金額を上乗せできる「付加年金」という制度もあります。少額から年金額を増やせる仕組みなので、対象の方はあわせて検討してみるとよいでしょう。
5. まとめ
国民年金・厚生年金あわせて月15万円以上を受け取っている人は、全体の49.8%と半数に迫っています。男女での受給差はあるものの、今後共働き世代の受給が始まっていくことで、少しずつ解消される可能性があるでしょう。
また、2026年度の年金額は増額となっていますが、実際に受け取れる金額は年金の加入期間や保険料の納付状況などによって異なります。将来の金額について知りたい場合は、ねんきん定期便やねんきんネットを使って、見込額を確かめてみてください。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
石上 ユウキ
