2. 検討したいこと① 付加保険料で年金収入を増やす
月400円を追加で納めることで、将来の年金を一生涯にわたって増やせるのが「付加保険料」です。
仕組みはシンプルです。
- 毎月の追加負担:400円
- 老後にもらえる付加年金額(年額):200円 × 付加保険料を納めた月数
支払いは月400円、受け取りは年200円。つまり、2年間受け取れば支払った分の元が取れる計算になります。3年目以降は、生きている限り純粋な上乗せが続きます。
2.1 10年間(120カ月)納付した場合のシミュレーション
- 支払総額:400円 × 120カ月 = 4万8000円
- 老後にもらえる年金額(年額):200円 × 120カ月 = 年2万4000円(生涯ずっと)
- 65歳から受給して67歳(2年目):累計4万8000円受給(← ここで元が取れる)
- 85歳時点(20年目):累計48万円受給(差し引き43万2000円のおトクに)
対象は第1号被保険者(自営業・フリーランス・学生・無職など)と65歳未満の任意加入被保険者です。ただし、保険料の免除・猶予期間中は利用できません。また、iDeCoとの併用は可能ですが、掛金の上限との兼ね合いがあるため事前に確認しておきましょう。
なお、同じく第1号被保険者が加入できる「国民年金基金」とは併用ができません。国民年金基金は確定した年金額を受け取れる点が特徴で、付加保険料とは保障内容や掛金の仕組みが異なります。どちらが自分のライフプランに合っているか、比較検討してみましょう。