1. まず「老後の収支」を試算してみる
準備を始める前に、自分の老後にどれくらいのお金が必要かを把握することが大切です。
現在の生活費から、老後にはなくなる支出(教育費・住宅ローンなど)を差し引き、老後に必要な生活費を試算してみましょう。物価高が続く可能性も踏まえ、プラスアルファの余裕を見ておくと安心です。
次に、ねんきん定期便やねんきんシミュレーターを使って将来の年金見込額を確認します。年金収入から老後の生活費を差し引いた「不足額」が、現役時代に備えるべき金額の目安になります。
ただし、これらはあくまでも現行制度・現時点での数字です。年金制度は今後も見直される可能性があるため、ねんきん定期便が届くタイミングなど、年に1度は見直すと安心でしょう。
1.1 ちなみに…直近の年金額の平均はいくら?
国民年金の年金額は、保険料納付済月数や免除期間などにより決定します。480カ月(40年間)すべての保険料を納めた場合に満額が支給され、未納などがあれば満額から減額されます。
厚生労働省年金局の資料によると、令和6年度の国民年金の平均月額は次のとおりです。
国民年金の平均月額
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
【国民年金受給額の分布状況(1万円ごと)】
- 1万円未満:5万1828人
- 1万円以上~2万円未満:21万3583人
- 2万円以上~3万円未満:68万4559人
- 3万円以上~4万円未満:206万1539人
- 4万円以上~5万円未満:388万83人
- 5万円以上~6万円未満:641万228人
- 6万円以上~7万円未満:1715万5059人
- 7万円以上~:299万7738人
