4. まとめ:未来を変える第一歩は「現状を知る」こと
後悔を避けるには、まずは「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で自分の現状(年金見込額)を知ることが重要です。
就業規則などで、退職金制度を調べるのもひとつですね。
今回の女性の後悔を見て、「そんな初歩的なことも調べなかったのか」と厳しい目を向ける方もいるかもしれません。
しかし、複雑な日本の社会保障制度において、すべての仕組みを完璧に把握できている人はどれくらいいるでしょうか。人の知識にはどうしても「偏り」が出ます。
「NISAなどの投資には詳しいけれど、公的年金には無頓着だった」、あるいはその逆など、誰しもお金の知識には「思い込み」や「死角」が存在するものです。
「知らなかった」と後悔できたことは、実は老後を変える最大のチャンスだとも言えます。これから先の老後に向けて、できることはたくさんあります。まずは調べることから始めましょう。
4.1 【編集部からご参考】年金の平均受給額と受給額別の人数分布
参考までに、今のシニアが受給している年金月額について、厚生労働省のデータをご紹介します。
- 〈全体〉平均年金月額:15万289円
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
※国民年金の金額を含みます。
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
参考資料
太田 彩子

