4. まとめにかえて
今回は、公表された後期高齢者医療制度の保険料率の見込みをもとに、今後の保険料の引き上げや高額療養費制度の見直しについて解説しました。医療費の増加に伴い、全国平均で月額7989円への引き上げが見込まれており、ご自身の家計への影響が少し心配になるかもしれません。
さらにお住まいの地域によって保険料に大きな格差があることも分かり、我が街の負担額を身近に感じられたのではないでしょうか。しかし、今回の改定では長期の治療を支える年間の自己負担上限が新設されるなど、生活を守るための工夫も取り入れられています。
今後の暮らしをより安心なものにするために、まずは自治体から届く案内をしっかり確認することから始めてみてはいかがでしょうか。早めに正しい情報をキャッチしておくことで、これからの生活への備えも前向きに進めていくことができます。少しずつの準備が、将来の大きな安心へとつながっていくはずです。まずは身近な情報に目を向けて、一歩を踏み出してみましょう。
参考資料
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」
- 厚生労働省「高額療養費制度について」
- 厚生労働省「高額療養費の見直しについて」
- 厚生労働省「高額療養費の年間上限の新設」
- こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度について」
- こども家庭庁「Q2. 令和8年度から始まる子ども・子育て支援金はどんな制度?何に使われるの?」
村岸 理美