2. 年齢を重ねることで男性の平均給与はどう推移するか
男性の年齢階層ごとの平均給与の動きを追っていくと、年齢が高くなるにつれて給与が右肩上がりに上昇していく傾向が非常にはっきりと表れています。
具体的な金額を見ると、25〜29歳の段階では437.6万円ですが、30〜34歳で511.6万円、40〜44歳で629.5万円、そして50〜54歳では708.5万円へと着実なステップアップを遂げ、55〜59歳に達した時点で734.6万円という最高のピークを迎えます。この50代後半というキャリアの終盤において、男性の平均給与は年収1000万円を超える高所得層が牽引する形で最も高い水準へと到達するのです。しかし、その後に定年や役職定年の時期を迎える60〜64歳の層になると、一転して604.4万円へと大幅に落ち込んでしまう特性もあります。
これに対して女性の場合は、25〜29歳の370.1万円をスタート地点として、ピークとなる45〜49歳の368.6万円に至るまで、大半の期間を350〜370万円台のレンジで横ばいのまま推移していく状態が続きます。男性のデータに見られるような、50代にかけての大幅な給与の跳ね上がりは確認できません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】