1. 〈実践レポート その1〉姿が乱れた「冬越しペチュニア」切り戻しビフォーアフター

成長が早いペチュニアは、気がついたときには株が乱れてしまっていた……ということもありますよね。

ペチュニアは本来多年草ですが、寒さに弱いため、日本では晩秋までの一年草として扱われることの多い植物です。しかし、冬でも比較的暖かい地域では、霜や寒風が当たらない暖かい場所で管理することで、冬越しできることもあります。

今回は、関西地方で育てているペチュニアが「無事に冬越しできた」と喜んで様子を見ているうちに、株が盛大に乱れてしまったため、実際に「切り戻し」に挑戦しつつ、カットした部分を「挿し芽」にしてみました。その後の成長も含めて、ビフォーアフターをレポートしていきますね。

1.1 【Before】昨年購入して夏越し・冬越ししたペチュニアが乱れ気味に……

冬越しして2年目を迎え、株が乱れたペチュニアの花2/17

株が乱れたペチュニアの花

LIMOガーデニング部撮影

昨年2025年の春にお迎えし、ベランダで栽培していた八重咲きのペチュニア。無事に夏越し・冬越しをしたものの、様子をみているうちに、一部だけがどんどん成長して、株姿が乱れてしまいました。

4月下旬にも、手前の部分があまりに伸びていたのでカットしたのですが、5月に入って成長スピードが速くなったこともあり、さらに乱れるという結果に。つぼみがたくさんついていると、ついついためらってしまいそうになりますが、梅雨の蒸れ対策も兼ねて、今回はバッサリ切り戻しを実行することにしました。

1.2 【作業中】わき芽を残してバッサリと切り戻し!

ペチュニアの切り戻し、黄色いラインを目安にカットしていきます3/17

ペチュニアの切り戻し

LIMOガーデニング部撮影

バッサリ切り戻した直後のペチュニア4/17

バッサリ切り戻したペチュニア

LIMOガーデニング部撮影

ペチュニアの葉や茎は、ベタベタしているので、土などがついてしまうと、なかなかとれないので扱いには注意が必要です。また、この感触が苦手で、花がら摘みや切り戻しなどの世話も億劫になりますよね。でも、ひと手間かけることで、すくすく成長してくれる頼もしい花でもあります。

今回の切り戻しでカットする位置を決めるときは、残す葉の付け根にある小さな「わき芽」の少し上で切ることで、わき芽が株に残るようにしました。

また、ハサミから病気などに感染しないように、使う前に市販のアルコールスプレーで清潔な状態にしてから作業しましたよ。

1.3 【After】約1か月後!再びこんもりと美しい姿を取り戻しました

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切り戻しから約1か月後のペチュニア

LIMOガーデニング部撮影

バッサリと切り戻してから約1か月が経ちました。残しておいたわき芽が元気に育ち、見事なまでにこんもりとした美しい姿へ大復活!思い切ってハサミを入れたことで、株全体が生き生きとし、再び可愛らしい表情を見せてくれています。

LIMOガーデニング部が教える「切り戻し」のコツ

まったく葉が残っていない状態まで切り詰めてしまうと、株へのダメージが大きく、水やり等の管理が難しくなるため、枯れる原因になってしまうこともありますので注意してくださいね。
また、このまま育て続けると、また茎が伸びて乱れてきてしまうので、丸く高さが揃うように「再度軽く切り戻し(摘心)」をすると、さらにこんもりと大きく育てることができますよ。
切り戻し後は固形肥料を適量与え、1週間程度は半日くらい日が当たる「半日陰」で休ませてあげると、新しい枝葉が育ちやすくなります。