2カ月に1度やってくる年金支給日に【年金生活者支援給付金】が年金に上乗せ支給される人も!「支給対象になる」要件とは
3種類の年金生活者支援給付金「2026年度(令和8年度)の給付額一覧」を見る!
Polkadot_photo/shutterstock.com
令和8年度の公的年金は、国民年金(基礎年金)が前年度から1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%引き上げられました。
年金の収入は増えたものの、それを上回る物価上昇が続き、家計への影響を実感している方も多いのではないでしょうか。
筆者は以前ファイナンシャルアドバイザーとして証券会社に勤務し、数多くのお客様のライフプランに寄り添った資産運用をご提案してまいりました。
その経験からも、物価の上昇が続く中で、年金収入だけで生活を成り立たせることにご不安を感じる方は決して少なくないと実感しています。
基礎年金を受給している方を対象に「恒久的な支援制度」として、一定の要件を満たす場合に公的年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」があります。
「年金生活者支援給付金」は一度きりではなく、支給要件を満たしている限り継続して受け取ることが可能です。
そこで本記事では、年金生活者支援給付金について「どのような方が対象になるのか、いくら受け取れるのか、そしてどのような手続きが必要なのか」を詳しく解説します。
1. 年金生活者支援給付金とはどのような制度?3つの種類を解説
年金生活者支援給付金は、公的年金に上乗せして支給される給付金です。
以下の3つの種類に分けられます。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
この制度は「老齢・障害・遺族」の各基礎年金を受給している方で、公的年金などを含めた所得が一定の基準を下回る場合に、2カ月に一度支給されるものです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)