7月に入り、いよいよ夏本番が近づいてきました。

冷房などの光熱費が上がりやすいこの時期は、日々の家計のやりくりを改めて見直すタイミングでもあります。特に、6月に改定された新しい年金を受け取り、これからのリアルな収支バランスを確認しているシニア世代の方も多いのではないでしょうか。

長い老後の家計を守るアプローチは、大きく分けて2つしかありません。「入ってくるお金を増やすこと」と「出ていくお金を削ること」です。

収入面を考える際、多くの方が基本の年金と貯蓄にのみ注目しがちですが、国や雇用保険にはシニアの暮らしを金銭的にサポートする給付制度が数多く用意されています。

しかし、これらは受給要件を満たしていても「自ら申請しない限り1円も支給されない」というルールがあります。

本記事では、60歳以上のシニアが見落としがちな5つの公的給付の仕組みを整理します。

さらに、もう一つのアプローチである「支出を2〜3%削る」ための確実な節約の発想を紹介。もらう権利を確保しつつ、出ていくお金を賢く抑える両面から、家計防衛のヒントを解説します。