2. 【今日からできる】生活費を「2~3%」削る節約の発想
シニアの家計改善で意識したいのは、収入アップより節約です。収入を2~3%増やすのは難しくても、生活費を2~3%削る方法は、工夫次第で誰でも取り組めるからです。
理由は、収入と支出の「動かしやすさ」の違いにあります。年金額は自分の意思では変えられず、就労で収入を増やすにも体力や雇用先の事情に左右されます。一方、支出は自分の判断だけで今日から見直せます。
たとえば月の生活費が25万円の世帯なら、2~3%は約5000~7500円です。これを通信費や保険、サブスクの見直しで捻出できれば、年間では6万~9万円もの効果になります。
とくに効果が続くのは固定費の削減です。格安SIMへの乗り換えや使っていない定額サービスの解約は、一度手を付ければ節約効果がずっと続きます。食費を毎日切り詰めるより負担が軽く、確実な方法です。
まずは家計簿アプリなどで支出を「見える化」し、削りやすい固定費から着手してみてください。小さな積み重ねが、年金生活の安心感を着実に高めてくれます。