2026年も半分が過ぎようとする6月下旬、日々の物価高に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
将来のお金に対する不安から、効率的な資産形成を目指して「資産運用」に興味を持つ人が増えています。
投資には様々な方法がありますが、中でも毎月決まった金額を積み立てていく「積立投資」は、初心者でも始めやすい手法として知られています。
さらに、税制上のメリットが大きい「NISA(少額投資非課税制度)」を活用すれば、運用で得た利益にかかる税金が非課税となり、資産を効率的に増やせる可能性があります。
積立投資の魅力は、一度設定すれば、あとは自動で運用を続けられる「ほったらかし」が可能な点です。
この記事では、新NISAを活用して「毎月3万円」と「毎月5万円」を長期間ほったらかしで積み立てた場合、将来の資産がどのように増えていくのかを、利回りごとにシミュレーションして詳しく解説します。
1. 新NISAの基本を再確認!制度の仕組みとは
新NISAは、従来の制度から大幅に内容が拡充されました。
大きな特徴として、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、これらを自由に組み合わせて使える点が挙げられます。
1.1 つみたて投資枠
- 1年間に投資できる上限額:120万円
- 投資できる商品:金融庁が定めた基準をクリアした特定の投資信託など
1.2 成長投資枠
- 1年間に投資できる上限額:240万円
- 投資できる商品:国内外の上場株式や投資信託など
1.3 共通の仕様
- 非課税で保有できる期間:無期限
- 生涯にわたる非課税保有限度額:1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)※投資枠の再利用が可能
1年間に投資できる金額の上限は、つみたて投資枠で120万円、成長投資枠で240万円です。
両方を合わせると、年間で最大360万円まで投資できます。
生涯にわたって非課税で投資できる上限額は合計1800万円と定められています。
保有商品を売却した場合、その商品の購入価格分の非課税枠が翌年以降に回復し、再び利用できるようになった点も新しい特徴です。
非課税で保有できる期間に制限がなくなったことで、数十年といった非常に長い期間にわたる「ほったらかし運用」にも適した制度といえるでしょう。
