「ねんきん定期便を見て、これだけで暮らしていけるのかと目の前が暗くなった」――定年を控え、あるいは年金受給が始まって、そんなため息をつくシニア世代は決して珍しくありません。

しかし、そこで「節約生活に耐えるしかない」と思考停止するのは早計です。

日本の社会保障は、原則「申請主義」を貫いています。つまり、国や自治体側から「あなた、これをもらう権利がありますよ」と親切に口座へ振り込んでくれることはあまりありません。

制度を知り、自ら役所の窓口へ足を運んで書類を出した人だけが救われる仕組みなのです。

本記事では、老齢年金「以外」にシニアが受け取れる5つの大きな公的給付を整理します。

さらに、記事後半では「住民税非課税世帯」のリアルな判定ラインを徹底解説します。

齊藤 慧
本記事は、厚生労働省、日本年金機構の「公的年金・雇用保険・税制」に関する最新の一次資料および支給要件をページ確認の上、執筆・検証しています。