1. 【60歳代おひとりさま】平均貯蓄額・中央値はいくら?

金融経済教育推進機構(J-FLEC)が2025年に公表した「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、おひとりさま60歳代の金融資産保有額は次のとおりです。

※金融資産保有額とは、預貯金だけでなく株式、投資信託、生命保険などを含んだ金額です。ただし、日常的に使う普通預金の残高は含まれていません。

1.1 60歳代(単身世帯)の貯蓄額(平均・中央値)

  • 60歳代単身世帯:平均1364万円/中央値300万円

平均は1364万円ですが、貯蓄額を低い順に並べたときの真ん中にあたる中央値は300万円。平均は一部の貯蓄が多い世帯に引き上げられるため、より実感に近いのは中央値のほうといえます。

金融資産を持たない「貯蓄ゼロ」の世帯が30.4%、つまり約3世帯に1世帯。一方で「2000万円以上」ある世帯も21.1%(2000〜3000万円が5.5%、3000万円以上が15.6%)と、約5世帯に1世帯にのぼります。世帯ごとに金額の幅が広く、二極化のようすがうかがえます。