「定年で収入が年金中心になると、いまの貯蓄でやっていけるのだろうか」――ひとりで暮らす60歳代の方のなかには、そんな不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

梅雨明けが待ち遠しい6月下旬は、夏の電気代などこれからの生活費が気になり始める時期でもあります。

とくにおひとりさまは、家計をひとりで支える前提もあり、定年後のお金の見通しは気になるところです。

元銀行員の筆者の視点からお伝えしたいのは、不安をやわらげる第一歩は、現状を数字でつかむこと。まずは同世代がどれくらい貯蓄を持っているのかをみていきましょう。

今回は、おひとりさま60歳代の平均貯蓄額と中央値を確認したうえで、定年後に増える支出・減る支出についても整理していきます。