【新NISA】毎月3万円・5万円をほったらかし投資するとどうなる?運用成果を期間別に試算してみた
3万円を30年コツコツ積み立てると利回り3%で1736万円に。
Yamatatsu/shutterstock.com
日々の買い物で「また高くなったな」と感じることはありませんか。
総務省統計局が公表した「2020年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)5月分(2026年6月19日公表)」によると、生鮮食品を除く総合指数は前年同月比で1.4%上昇しました。
モノの値段が上がり続けるインフレ下においては、銀行にお金を預けているだけでは実質的な資産価値が目減りしてしまう可能性があります。
そこで本記事では、物価高から資産を守る手段として注目される「新NISA」を活用した積立投資のシミュレーションをご紹介します。 税制優遇を受けられる「新NISA」を活用すれば、通常なら運用益にかかる約20%の税金が非課税になるため、より効率的な資産形成が可能になります。
積立投資の大きなメリットは、最初の設定さえ完了すれば、基本的には「ほったらかし」で自動的に運用を続けられる点にあります。本記事では、新NISAで「毎月3万円」「毎月5万円」をほったらかし運用した場合の将来シミュレーションを詳しく解説します。
※投資信託は元本割れのリスクがあります。また運用成果は後にならなければわからないため、あらかじめご留意ください。
1. 新NISA制度の基本的な仕組み
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠が用意されており、これらは同時に併用して利用することができます。
1.1 つみたて投資枠の特徴
- 年間投資上限額:120万円
- 投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
1.2 成長投資枠の特徴
- 年間投資上限額:240万円
- 投資対象商品:上場株式や投資信託など幅広いラインナップ
1.3 知っておきたい共通のルール
- 非課税保有期間:無期限
- 非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)※保有商品を売却すれば翌年以降に枠の再利用が可能
新NISAでは、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円、あわせて年間最大360万円まで投資を行うことが可能です。また、一生涯で使える非課税保有限度額は全体で1800万円となっており、途中で売却すれば翌年以降にその分の投資枠が復活して再利用できるようになりました。
非課税期間が無期限化されたことで、旧制度よりもさらに長期にわたる「ほったらかし」運用がしやすくなっています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/金融ライター
神戸大学経営学部経営学科卒業。一種外務員資格(証券外務員一種)や日商簿記2級を取得、行政書士試験にも合格しており、金融・法務・企業財務に関する知識を持つ。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』にて、厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、個人の資産形成、暮らしに関わる経済ニュースなどをテーマに執筆。
前職では、株式会社デイリースポーツが発行するスポーツ紙「デイリースポーツ」に5年間勤務。芸能・社会記者や整理部記者として1000本以上の記事執筆・紙面編集を経験。LIMOではエンタメ・ライフ分野でも執筆し、Yahoo!ニュースで多数の1位を獲得した実績を持つ。
確かな専門知識と、元記者としての徹底したファクトチェック・取材力を活かし、複雑な金融制度や経済トレンドを「一読して分かる誠実な文章」で紐解く。香川県高松市出身。
(2026年6月17日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)