4. 将来の年金額を確認する方法とは?「ねんきんネット」の活用が便利
厚生年金の受給額が月15万円以上の人が全体の半数に満たないというデータを見ると、「自分は将来いくらもらえるのか」と不安に思う方もいるかもしれません。
将来受け取れる年金の目安を知るために、まずは毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」を確認してみましょう。
これには、今までの保険料納付状況や加入実績のほか、一定の条件にもとづいた年金見込み額が記載されています。
特に50歳以上の方に届く「ねんきん定期便」には、老齢年金の種類ごとの受給見込み額が明記されています。
さらに詳細な情報を知りたい場合は、日本年金機構が提供している「ねんきんネット」を活用するのが便利です。
スマートフォンやパソコンからアクセスして、ご自身の年金記録を確認したり、将来の受給額をシミュレーションしたりできます。
このサービスの特徴は、今後の年収の変化や勤務期間の延長、厚生年金加入期間の増加など、さまざまな条件を設定して試算できる点にあります。
今後は「年収106万円の壁」が見直されることで、これまで厚生年金の加入対象ではなかった短時間労働者の方も、加入対象となる可能性があります。
働き方が将来の年金額に直接影響する時代だからこそ、ご自身の受給見込み額を早めに把握しておくことが大切です。
次の章では、今後の働き方にも関わる「106万円の壁」の見直しについて、詳しく解説していきます。

