2. 2026年度の年金額は4年連続で増額。6月支給分から国民年金は+1.9%、厚生年金は+2.0%に

公的年金の支給額は、物価や賃金の変動に応じて、毎年見直しが行われています。

2026年度においては、老齢基礎年金(満額)が前年度から1.9%増額されました。

厚生年金のモデル世帯の受給額も引き上げられ、これで4年続けての増額改定となります。

  • 国民年金(老齢基礎年金(満額)):月額7万608円(1人分 ※1
  • 厚生年金:月額23万7279円(夫婦2人分※2

※1 昭和31年4月1日以前に生まれた方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額7万408円(対前年度比+1300円)です。

※2 男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準を指します。

国民年金だけを受給する場合、満額(※3)でも月々の受給額は約7万円です。

仮に、受給開始を上限である75歳まで遅らせる繰下げ受給(※4)を選択したとしても、月額は13万円に達しません。

※3 国民年金(老齢基礎年金)の満額とは、国民年金保険料を480カ月納付した場合に、65歳から受け取れる年金額のことです。

※4 繰下げ受給とは、老齢年金の受給開始年齢を66歳から75歳までの間で遅らせる制度です。「繰下げ月数×0.7%」の増額率が適用され、75歳で受給を開始した場合の増額率は84%になります。