4. 今後の働き方を左右する新制度のゆくえ 夏前に中間まとめを公表

初めて明かされた制度イメージでは、子育て世帯と「年収の壁」を超える人への支援を上乗せする方針が明示されました。原則として所得に応じた支援とすることで「ばらまき」を避けつつ、負担の大きい人への支援を手厚くする狙いです。

一方、本来の姿である「給付+減税」の制度は見直し、給付に一本化する方針は維持されました。給付に向かうお金も、いったんは政府が回収するという非効率は残るものの、実施スピードを優先する現実的な判断といえます。

給付付き税額控除を話し合う実務者会議は、2026年夏前を目途に中間とりまとめを行う方針です。制度が私たちの生活を守るものとなるか、審議の行方が注目されます。

参考資料

若山 卓也