3. 【資産を築く人々】共通する3つの行動習慣とは?
ここからは、「資産を築く人々」に見られる特徴を紹介します。着実にお金を貯められる人と、そうでない人の間には、どのような違いがあるのでしょうか。
相続資産の有無や収入額も影響しますが、筆者がマネースクール講師として見てきた中で、自らの力で資産を築く人々には共通の行動習慣があることに気づきました。
3.1 習慣1:他人との比較で消費しない
富裕層というと、華やかな消費生活をイメージするかもしれません。しかし、筆者が実際に接してきた富裕層の多くは、周囲に流されるような「見せびらかしの消費」にお金を使うことはありませんでした。
「流された消費」とは、他人との比較が動機となる支出のことです。例えば、「同僚がマイホームを買ったから」「友人が海外旅行に行ったから」といった理由で、対抗心からお金を使ってしまうケースがこれにあたります。
資産を築く人は、消費の判断基準が常に「自分にとって本当に必要か」という点にあります。見栄を張るためにお金を使うことはないのです。これは単純なようで、実践するのは意外と難しいことかもしれません。
特にSNSなどで他人の生活が目に入りやすい現代では、「この支出は本当に自分に必要か」と一度立ち止まって自問自答する習慣が重要になります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)