2. 【老後の固定費見直し】高齢期の家計で「無駄な支出」を減らす考え方
公的給付を受け取りながら、支出面も見直すことで老後の家計は一層安定します。昨今はさまざまなモノやサービスの価格が上昇しているため、家計を守るための取り組みは不可欠です。
たとえば、保険の見直しです。子どもの独立後や住宅ローン完済後は、必要保障額が大きく下がります。医療保険や死亡保険を整理するだけで、月数千~数万円の節約になることがあります。
通信費の削減も検討しましょう。格安SIM(格安スマートフォン通信サービス)への乗り換えや、自宅インターネット回線プランの見直しで月5000円~1万円以上の削減を実現できるケースは珍しくありません。
各種シニア割引の活用も見逃せません。自治体によっては、65歳以上向けに公共交通機関のシルバーパスや公共施設・文化施設の割引などが用意されています。
行政が行っている支援はさまざまで、調べてみると「意外と自分も対象になっている」と感じるかもしれません。老後生活では、収入や支出に不安を感じる場面もあります。公的給付や自治体の支援制度を確認し、自身が活用できる制度を把握しておきましょう。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)