2.2 花火のような気品、縦ラインを強調する主役級「アガパンサス」

涼やかな花火のような花姿「アгаパンサス」3/7

アガパンサスの花が咲いている。色は薄い水色

clemente lasala/shutterstock.com

アガパンサスは、すっと真っ直ぐに伸びた茎の先に、涼しげなブルーやホワイトの花を放射状に咲かせます。縦のラインを強調するその圧倒的な存在感は、まさに初夏のガーデンの主役といえるでしょう。

花が咲いていない時期でも、美しい葉が庭に構造的なリズムを与えてくれます。

非常に丈夫で、一度根付いてしまえば、環境が合うと数年間はほとんど植えっぱなしに近い感覚で楽しめます。基本的には手がかかりませんが、数年ごとに株分けをしてあげると、より元気に育つでしょう。

※参考価格:700~1500円前後(3号ポット苗)

2.3 雨に濡れても美しい、ふんわり軽やかな花穂が魅力の「アスチルベ」

ふわふわとした花穂が優しげな「アスチルベ」4/7

アスチルベの花穂。色は濃いピンク、薄いピンク、赤。

Anna Rudoy/shutterstock.com

梅雨の時期の曇りがちな空気を、ぱっと明るく変えてくれるのがアスチルベです。円錐状に集まった小さな花が、空間にふんわりとした軽やかさを演出してくれます。花の色を絞って群生させると、よりセンスの良い印象になるでしょう。

強い乾燥を嫌うため、完全な日陰ではなく「明るい日陰から半日陰」で、やや湿り気のある場所を選ぶと元気に育ちます。株元に腐葉土などでマルチング(土を覆うこと)をして保湿してあげるのも効果的です。

※参考価格:500~900円前後(3号ポット苗)

3. 環境が合えば毎年咲く「宿根草」を、あなたの庭に迎えてみませんか

初夏の庭をセンス良く彩る、おすすめの宿根草についてお伝えしました。

宿根草は、環境さえ合えば毎年花を咲かせたり、美しい葉を展開したりと、庭のベースを作ってくれる頼もしい存在です。植物の役割を意識して配置することで、手間を最小限に抑えつつ洗練された空間を叶えることができます。

今回ご紹介した3種は、どれも大人の庭にぴったりの植物ばかりです。ガーデニングが楽しいこの季節に、ぜひお気に入りの一株を庭に迎えてみてはいかがでしょうか。

※育ち方は地域や日照条件によって異なります。また、品種によって性質が異なる場合があります。

※この記事は再編集記事です

参考資料

植えどきはいま!初夏の庭を美しく彩る宿根草3選