2026年4月24日から飛行機に搭乗する際の「モバイルバッテリーの持ち込み」に関するルールが変更になります。合わせて、罰則も厳格化されるため、従来以上に注意する必要があります。何が変わったのか、詳しく解説します。
1. 相次ぐ発煙・発火トラブルを受け、緊急改定
今回のルール改定は、モバイルバッテリーをはじめとしたリチウムイオン電池を搭載するガジェットの発煙・発火トラブルが相次いでいることが背景にあります。
消費者庁によると、リチウムイオン電池使用製品の発煙・発熱・発火・破裂・爆発事例は、2020年度から2024年度までの5年間で計162件にのぼるそうです。
公共交通機関では2025年7月にはJR山手線、8月には東海道新幹線や上越新幹線の車内で、座席ポケットに入れたバッテリーが発火・発煙する事故が発生しています。
同様の問題は世界各国で発生しており、2026年3月27日にICAO(国際民間航空機関)理事会で、モバイルバッテリーのリスク低減を目的とした国際基準の緊急改訂案が承認されたことを受け、急ピッチでルールの改定が行われることになりました。
著者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。スポーツ競技に幅広い見識があり、特に野球は年間300試合以上を観戦するなど、熱烈な愛情を持っている。スポーツビジネスを経済的な観点で分析する記事の執筆にも力を入れている。
最終更新日:2026/03/27