3. デジタルカメラの予備電池はどうなる?罰則はある?

旅行の必需品であるデジタルカメラやビデオカメラの「予備電池」については、モバイルバッテリーとはルールが異なります 。

まず、持ち込める個数制限については、従来通りのルールが適用されます。100Wh以下なら「個数制限なし」、100〜160Wh以下なら「2個まで」となります。

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出所:定期航空協会

しかし、注意が必要なのは機内での取り扱いです。予備電池であっても、今回の新ルールにより機内での充電や指定されていない場所への収納は禁止となります。

次に罰則についてです。

今回の新ルールは厳格なもので、以下の項目では違反した場合に航空法に基づき、罰則(2年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金)が科される可能性があります 。

  • 預入手荷物に入れる
  • 機内に2個以上のモバイルバッテリーを持ち込む
  • 160Wh以上のモバイルバッテリーを持ち込む
  • 個体保護をしていない
  • 機内電源でモバイルバッテリーに充電をする

これまでも罰則自体は定められていましたが、保安検査場で見つかった際は「その場で放棄する」か「自分で持ち込む」よう促される「注意・指導」の範囲内で収まっていたのが実情です。

新ルールには、従来のマナーや協力のお願いという曖昧なものではなく、法的な義務として実効性を持たせたいという意図もあります。

「知らなかった」では済まされないので、自分だけでなく、飛行機を利用する予定がある家族や友人がいるなら、事前に情報を共有することをおすすめします。