新年度がスタートし、爽やかな風が吹き抜ける季節となりましたね。来月の年金支給日を前に「自分は将来いくらもらえるのか」と計算してみたことはありますか?日本の年金は2階建てと言われますが、実は「月20万円」を手にするのは想像以上にハードルが高いのが現実です。
今回は厚生労働省の最新調査から受給額のリアルを紐解くとともに、運用益196兆円の実績をもつGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の戦略から、私たちが真似すべき「備えのコツ」を探ります。
1. 【年金平均月額】厚生年金15万円台・国民年金5万円台「月20万円以上」受給者は何%いる?
厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、公的年金(厚生年金・国民年金)の平均年金月額、および年金月額分布を見ていきます。
1.1 平均年金月額
厚生年金
- 男女全体:15万289円
- 男性:16万9967円
- 女性:11万1413円
※厚生年金の月額には国民年金の月額部分が含まれています。また、ここでは、会社員など民間の事業所で雇用されていた人が受け取る「厚生年金保険(第1号)」の年金月額を紹介しています。
国民年金
- 男女全体:5万9310円
- 男性:6万1595円
- 女性:5万7582円

