3.2 更新後(再認定)も「3年」や「5年」の期間設定が中心
更新手続き(再認定)を何度か経て障害の状態が安定してくると、更新期間は長くなる傾向が見られます。
しかし、それでも更新が不要な「永久固定」と判断されるのは、全体の約17.7%にとどまっています。
- 更新期間が3年または5年とされたケース:合計で約73.4%
このように、多くの受給者の方は、数年ごとに医師に診断書を作成してもらい、その時点での障害の状態を証明したうえで、再度の審査を受ける必要があるのです。
4. 障害年金制度への理解を深め、将来の安心へつなげるために
2026年度の障害年金は、物価の変動を反映した金額改定が行われると同時に、より適正な支給を目指した審査体制の見直しも進められており、一つの節目を迎えています。
1級と2級で月額が異なることや、障害厚生年金には独自の3級があるなど、制度が複雑に感じられるかもしれません。
しかし、まずはご自身の状況が、先ほど解説した「3つの受給要件」を満たしているかを確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 政府広報オンライン「障害年金の制度をご存じですか?がんや糖尿病など内部疾患のかたも対象です」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「障害年金業務統計(令和6年度決定分)」
- 日本年金機構「障害年金の認定状況について」
- 日本年金機構「障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額」
- 日本年金機構「障害厚生年金の受給要件・請求時期・年金額」
- 日本年金機構「パンフレット 知っておきたい年金のはなし」
- LIMO「【障害年金】2026年度の改定額、1級と2級で「約1.7万円の差」精神障害の認定状況と申請前に必ず確認したい「3つの支給要件」」
マネー編集部社会保障班
