新緑が目にまぶしい季節となりました。日本では高齢者層が社会の主要な構成員となり、その暮らし向きへの関心が高まっています。

統計や制度の話だけでなく、私たちの日常生活の中でも高齢化を実感する場面は増えており、地域や家庭といった身近な場所でもその変化を感じる機会は少なくありません。

特に「人生100年時代」といわれる現代において、年金収入だけで生活できるのか、今の貯蓄で老後を乗り切れるのかといった不安は、多くの人が抱える共通の課題です。リタイア後の暮らしでは、公的医療保険が日々の安心と家計を支える重要な基盤となります。

この記事では、総務省や厚生労働省が公表している資料を基に、75歳以上の後期高齢者夫婦に焦点を当て、「生活費」「年金」「貯蓄」の実態を具体的な数値から整理します。あわせて、後期高齢者医療制度の概要や医療費の自己負担割合についても確認していきましょう。