4. 70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額と中央値はいくら?
続いて、70歳代の夫婦世帯がどれくらいの貯蓄を保有しているのか、J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」の「70歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)」から確認していきます。
※ここでいう金融資産保有額とは、預貯金だけでなく株式、投資信託、生命保険などを含んだ金額です。ただし、日常的に使う普通預金の残高は含まれていません。
4.1 70歳代・二人以上世帯の貯蓄額:平均と中央値
平均額は2500万円近くに達しており、中央値も1000万円を超えています。
ただし、金額帯ごとの分布を見ると世帯による差が大きくなっていることがわかります。
1000万円以上といったまとまった金額を老後のために用意するには、計画的に資産形成をおこなうことが大切でしょう。
貯蓄については、漠然と目標金額を決めるのではなく、「老後にいくら必要か」を具体的に試算し、そこから逆算して今いくら貯める必要があるかを計算するなど、計画的に備えることが望ましいです。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)