1. 年金生活者支援給付金の概要
年金生活者支援給付金は、所得が一定額に満たない年金世帯の生活を支えるために支給される給付金です。2019年10月の消費税引き上げ分を財源として、制度が始まりました。
年金生活者支援給付金には、年金と同様に老齢・障害・遺族の3種類があり、それぞれ給付額が異なります。現行制度の給付額は、以下のとおりです。
年金生活者支援給付金について1/6
出所:日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」、日本年金機構「障害年金生活者支援給付金の概要」、日本年金機構「遺族年金生活者支援給付金の概要」をもとに筆者作成
老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金
- 以下の計算式で算出した金額の合計額
・保険料納付済期間に基づく額(月額) = 5450円 × 保険料納付済期間 / 被保険者月数480月
・保険料免除期間に基づく額(月額) = 1万1551円 × 保険料免除期間/ 被保険者月数480月
※補足的老齢年金生活者支援給付金は5450円 × 保険料納付済期間 / 被保険者月数480月×調整支給率
障害年金生活者支援給付金
- 障害等級2級: 月額5450円
- 障害等級1級: 月額6813円
遺族年金生活者支援給付金
- 月額5450円
※2人以上の子が遺族基礎年金を受給している場合は、5450円を子の数で割った金額をそれぞれに支給する
2026年度からは、基準額である「5450円」が「5620円」に引き上げられます。そのため、6月に支給される4・5月分の給付金からは、上記の金額よりもやや多い金額が支給される見込みです。
では、給付金の支給対象となる年金月額はいくらなのでしょうか。年金受給額以外の要件も含めて、次章で解説します。